一生忘れる事はないだろう3月26日。
急な仕事の打ち合わせ等でバタバタとする中、
「森友嵐士:LIVE SECOND BIRTH 2010〜Singing Tree〜」の会場である
JCBホールに40分遅れで何とか到着。
スタートに間に合うと思っていただけにショックだったけど、
忙しいって事は仕事で良い波に乗ってるって事で前向きに捉えないとね。
疲労と興奮が錯綜する中、ようやく席に到着!
MC中でエピソードを交えながらメンバー紹介をしていた!
先に入っていた友人Mに聞くと、
既に披露した曲の中に「
じれったい愛」、「
傷だらけを抱きしめて」が。。。
大ショック!!!
しかし、初のナマ森友嵐士に魅せられて、五感を研ぎ澄ます。
暫くスローな楽曲が続き、遂に俺の思い入れのある曲のイントロが始まる。
俺の記憶の中で、T-BOLANのラストシングルとなっている名曲。
(実際はこの後2枚のシングルを出して解散となっている。)
「
愛のために愛の中で」
この曲を彼らはLIVEで披露する事なく15年前の3月26日、大阪厚生年金会館でのLIVEを最後に森友嵐士はマイクを置く。
15年と数字で表すのは簡単だけど、復活までどれだけの苦労があったか計り知れない。
そんな中、優しく奏でられる音色、森友さんの言霊・歌力が会場を包む。
ココまで歌詞と魂がしっかりオーディエンスに届くLIVEは最近見ていない。
現在(イマ)だからこそ強く響くようなメッセージがこの歌詞には秘められていると思う。
時たまネガティブになりがちな俺にも強く刺さったよね。
その後「
マリア」が披露され、音のない森友さんの言葉だけによる時間。
白血病で数年闘病した後に他界してしまった「しょうたろう君」の話。
20余年と若過ぎるにも関わらず「我が人生に悔い無し」と力強い自問自答を最後に亡くなったそうだが、
どんな苦難をも前向きに生きる彼の姿に森友さんも随分と勇気付けられたと言う。
誰でも何かしら背負いながら生きている。
横に並べれば凸凹なのかも知れないけど、本人にとっては100なわけで、皆それぞれ戦っている。
ただ、これだけは言える。「皆一人ではない」と。
胸に染みたよね。
皆お世話になった掛け替えのない大切な人って居ると思うけど、そんな人を思い浮かべながら聴いて欲しいと
森友さんは父を思い出してしまうと言う「
HEAVEN」、「
BOY」と続けて披露された。
当然の空気だったかも知れないけど、自分も祖母の事や色々と思い出してしまい涙してしまった。
森友さんは、父親と広島と東京との遠距離で会えない事も多かったけど、今はずっとココに居てくれると自分の胸を指す。
ホント言葉一つ一つが歌力となって心を震わす!
その後切り替えて、「
刹那さを消せやしない」、「
Shake it」と
アッパーな曲でのチェリストとのセッションもマジ格好良かった!
続けて激アツのバンドサウンドで
「
わがままに抱き合えたなら」、「
Be Myself」、「
泥だらけのエピローグ」、「
My life is My way」と
最高のグルーヴで、俺も会場もヒートアップ!
本編終了後、
興奮冷めやらぬオーディエンスの長めの「嵐士、アンコール」の訴えに応えて再登場!
アンコールで披露されたもっとも好きな楽曲
「
離したくはない」、「
Heart of Gold」で幕を閉じたと思いきや、
歓声に応え、森友、五味さんと二人でステージの面で座りながら演奏する「
Shiny Days」も微笑ましくも力強くて本当に最高だった!
最後に彼らの握手と抱きしめあう姿が何とも格好良くて、胸に焼きつく。
友人と興奮しっぱなしでLIVEトークに花咲かせてたら
何とFANサービスで握手会をやってる事を知る。
こりゃ行くしかないと整理券をゲットし列へ。
よほど今回の復活は本人にとっても嬉しい事なわけで、
FANへの感謝も直に伝えたいという事で、またとないサービス。
3時間のLIVE後に、1時間以上立ちっぱで握手するのは尋常じゃないパワーだよね。
いざ自分の出番となり、森友さんと握手!!!
温もりと共に見せた穏やかな表情!
ROCKなステージでは見せない本質の人間味が出ていた。
色々な苦難を乗り越えたからこそ出る温かみなんだろう!
ホントこの日は一杯のパワーと元気を貰った!
本当にありがとう!
こんな素晴らしい森友さんが表現する上辺だけではない魂溢れる音楽を心底聴きたいと思えたし、また必ずLIVEに足を運ぶ事だろう。
今の音楽業界に足りない部分はこういったところなんじゃないだろうか。
音を楽しむ事はもちろん、一番大事な魂をしっかり注ぎ込んで欲しいものである!
以下は、森友嵐士:復活シングル「抱きしめていたい」のPVドキュメント
Posted by himurock1981 at 01:33│
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