昨夜無事に3日間5公演の舞台『SUMMER TRIBE』を終えた!
いやー、終わってしまったね・・・。(T_T)
達成感に付随して寂しさが浮き彫りになるのがホント舞台って感じ。
しかし今回は特別だった。
SHATEN劇団というアイドルちゃん達のサポートというか、
客演で出させて頂いたわけだけど、全員揃うことが後半まで中々なく、
最初どうなるかという不安もあったけど、皆本当に頑張った!
途中でリニューアルされた脚本で、俺は台詞量が増え、キャラ設定も変わり、
「どうすんだよ?」と悩み、ストレスを感じることもあったけど、
若いコ達が日々怒号を浴びせられ、悩み苦しみ、時に悔し涙も流しながらも、
ひたむきに頑張って成長してく姿を真の当たりにし、
俺の緩んだ心の線がピンと張り詰め、俺自身頑張り抜くことが出来た!
俺はお兄さん的役割で若いコらを引っ張って行かなければと思っていたけど、
果たして少しでも役目を果たしたのであろうか?
正直なところ分からないが、周りから色んなことを逆に学んだ気がする。
今回の舞台は、最初のシーンでの登場で、
何回か経験していても、これほどプレッシャーと使命感を感じたのは初めて。
幕開けの最初はホント肝心なので、
テンションを上げて、集中力切らさずやり抜いたつもりだけど、
皆に少しでも気持ちが届き、次へ良い形でバトンを渡せたのでれば本望である。
昨日は、昼公演後に一人のキャストの些細な失敗に演出家が怒り、
涙を流す場面があり、
その光景に俺まで何か悔しくなり、一滴の涙が出ることもあった。
そんな中、「やってやるぞ!」と皆一丸となって迎えた千秋楽は、
良かったと思うし、最後のカーテンコールではこの上ない達成感を得て、
幕を閉じることが出来た!
その後はサクッとセットをバラし、
一人一人が一言づつ皆に挨拶する大入りの時間を迎えたわけだが、
涙涙の最後であった!
今回俺の急な役柄変更の背景には、
最近俺が弛んでるからという脚本・演出家の意図もあったという。
1回1回それぞれの舞台で魂ぶつけてやってはいるものの、
心の奥底にはどこかルーチンワーク的な部分があったり、
2005年12月から計8本の舞台に出て、
途中から俺の居場所はココにあるんだろうかと、
悩み止めようかと思うことも正直数回あった。
そんなところを見抜かれていたのであろう。
それで苦労もしたけど、
結果としては、他のキャストとは違う空気を出す役柄となったわけで、
今思えば良かったと思う。
今回でしばらく舞台は離れるというのもあるが、
今までの演出家やキャストの仲間とそれぞれ築き上げた関係などを思い出し、
俺も初めて舞台後に涙を流してしまった。
しかし今回は本当に良いチームだったと思う、
今までやってきた中でも一番良く、俺自身一番大好きなチームと心から言える。
若いコらが多いからという訳じゃなく本当にね(笑)
舞台のテーマでもあったが、本当に夏の家族みたいな存在であった!
最後に、機会を与えて下さった関係者の方、演出家HKさん、
全てのキャスト、スタッフ、そしてお客様に心からお礼を言いたい。
本当にありがとうございました!!!